苦楽園大丸地区道路管理組合

 

全道路の市道への移管が最終目標

組合員の皆様へ

この組合は自治会ではありません。私たちの資産に直結する問題です。

私、会長はじめ世話人の方々によって2005年から道路管理組合の奉仕をいたしております。最終目標の市道移管に向けて市側との協議を重ねておりますが未だに入り口の所から前進することなく今日に至っています。移管交渉が停滞している最大の理由は2つあります。第一に公道から公道へつながる道路のみが移管対象になっており、残された道路については移管への対象ではありません。第二は経済負担の大きさです。市側の要求する道路基準に適合させるには相当の費用が見込まれます。取り残されるかも知れない道路隣接住民にも共通の経済負担を求めることは不可能に近いように思えます。道路が一筆で登記されており道路測量は必ずしなければならない必須事項です。全戸との境界確定作業の協力が必要です。市側は指導をしてくれますが経済的負担は一切負ってはくれません。開発から50年の歳月が流れており橋梁の点検あるいは架け替え工事、道路下に埋設されている雨水管点検、あるいは雨水管の新設もあるかも知れません。もしそうなれば大きな土木工事となり車両通行に大きな支障を来たし生活を脅かすものとなるでしょう。そして莫大な工事費用を私たち組合員で満たさなければなりません。また急傾斜地も道路と一緒に一筆に含まれておりますが、これについては市側も受け取るかどうかは定かではありません。急傾斜地の問題も難題です。豪雨などにより斜面が崩落したりすれば誰が補償をするのでしょうか?私たち組合員なのです。そして急傾斜地が移管から取り残された場合誰が所有者になるのでしょうか?このままでは有限会社苦楽園大丸地区管理会社の代表取締役が負の遺産を未来永劫、継承し続けなければなりません。こんなことがあってはなりません。

市長さん、議員さんへ

市長さん、議員さん、何とか助けてください!本当に助けてください!

開発業者が倒産したばっかりに、このような苦難と苦悩が住民に降りかかっています。住民で管理できるものではありません。特別な措置を講ずることが出来るはずです。住民が自分たちの費用で橋を架け替えたなんて話を聞いたことがありません。市長さん、議員さんがその気になればどうにかなるのではないですか?市民に優しい市政を実行してください。市内最大でしかも危険区域に指定されている地区でもあります。これ以上私たちを苦しめないでください!しかもよく事情を知らないで新規転入者が続々と転入されています。私たちの必死で真剣な叫びです。

2014年(平成26年)3月1日